本来、サーバは1機能1サーバというのが原則ではあるが、VMWare上で運用している自宅サーバならば必ずしもそうとは言い切れない。
物理的に分かれているならばともかく、仮想で分かれていても、ホストマシンはハード1台ならば、逆にリソースの無駄の方が大きい。特に、ホストがクアッドコア+メモリ8Gだからといっても、Windowsを4つも5つも走らせれば遅くもなるものである。
それに、VMWareのいいところは、VMのフォルダごとバックアップすれば完全なバックアップを作成できることである。わざわざアプリごとにバックアップ方法を検討し、組み合わせる必要もない。SQLとかのデータベースでさえ、OSごとシャットダウンしてからVMフォルダごとコピーすれば完全なバックアップが可能。矛盾も一切生まれない。ホストマシンのHDD容量さえあれば、世代管理しても問題はない。
仕事の方でサーバのバックアップの面倒を見ることが多いが、何とも面倒である。変な障害はバックアップ関連で起こることが大半。
正直、バックアップなんてものに時間もパワーもかけてられないのである。余計なことを考えず、ちゃっちゃと終わらせたい。
簡単かつ確実にするには、シンプルなものが一番というわけである。経験則。
今までDBサーバはウェブサーバと分けていたのだが、上記のような理由で止めることにした。
1つのサーバに全機能を集約。この方がいろいろと楽だ。
ついでに、構成の変更に伴い、VMを再作成。メモリは1G割り当てから2Gに増強、CPUの数も1個から2個へ。他にもいろいろ変えるため、OSも再インストール。
CPUの数は、他にもVMがたくさん起動していると、複数割り当てるとかえって遅くなることもあるっぽいので注意が必要。詳細はググるといろいろ出てくるが、まあ気にするほどでもないかも。個人的にはVMのCPU数総計で実コア数-1くらいがちょうど良いかと。・・・つまりCPU2個割り当てるならクアッドコアマシンでVM2つまで専用ですね。
OSインストールからやり直して、先日ようやく復旧。今週はこればっかりだったなあ。でもいろいろと楽になったからこれでいいや。