ゲーム動画の話題。
他人のゲームプレイ動画を見る場合、少なくともRPGのレベル上げやアイテム収集の様子は、見ていて面白くもなんともないのではないか。
やっぱり見ていて面白いのはアクション要素だ。アクション要素でも更に、一定条件のアトラクションとして収まっているものは、動画としても収まりが良い。例えばSTGなんかだと、条件は誰でも一緒で、その人の操作そのものが唯一のオリジナリティとなるため、見ていて非常に分かり易く、共感し易い。同じ条件でも自分は右からチマチマ行ったが、この人は左から行ってものすごいことやってる、すげー。となるわけである。
ただし、条件が一緒過ぎると、最適解が決まってしまうため、成果物が同じようなものに固まり易い。だから、ある程度いろんな道(やりこみ)が考えられるステージ設計があると面白くなる。東方妖々夢はその点、神だった。HELLSINKERも稼ぎが3種類あるせいで完全別ゲーとなるため、知らない人には非常に分かりにくいが、これまたバリエーションが豊富だ。実際のスポーツでもこれは同じ。
で、EDFの動画を考えてみると、結局は武器とアーマーがスタートラインで、あとはプレーヤーの自由なゲームである。ステージ毎に攻略の幅がかなり広いのが、面白さに繋がっているのだろう。突き詰めれば攻略方法なんか決まってしまうのだが、ゲームのバグも含め、テクニックと戦略に依存するやりこみ要素が多いことが、見ていて面白い最大の理由だろう。あと短時間で終わるのも、見る側としてはうれしい。
そろそろ俺も録画環境が完全に整ったことだし、また何か本気で撮ってみようかと検討中。どんなものが動画として面白いのだろうか。少なくともらんだむダンジョンのアイテム収集作業動画は見たくもない。やっぱりEDFだろうか。3はやりこんでないので、その前に2からがいいかも。まあ所詮十番煎じですがね。