最近の携帯音楽プレーヤー

先日、電気屋でふと携帯音楽プレーヤーのコーナーを見て回ったが、全く欲しいものが無かった。

まず、容量。4Gとか8Gとか、大きくても16Gや32Gまでである。なんか数年前はHDD型で20Gとか60Gとかあった気がするのだが、この弱体化はどうしてしまったんだろうか。今なら1.8インチのSSDでも64Gあるでしょうに。
次に、操作方法。iPodの影響なのかタッチパネル式が流行っているが、正直信じられない。携帯音楽プレーヤーって、再生中はポケットに入れていて、目で見て操作しないでしょう?次の曲に飛ぶだけなのに、わざわざポケットから出して画面を調べ、次への場所をそっと触る?ありえない。そんなのは操作し易い物理的なスイッチ・ボタンをつけておくべきだ。音量操作もそう。ポケットに手を突っ込んで、クイクイっとするだけでないとダメだ。ボタンはちゃんと凹凸があって、見ないでもはっきり分かるものであるべき。
あと対応形式。今時まだMP3ですか?OggVorbisとかAACとかどうしたのか。特にOggVorbisどこいった。
あとエクスプローラでファイル・フォルダ単位で曲管理できないと話にならない。WMPとかiTunesとか専用アプリで転送するなんて面倒で出来ない。アーティストで分類とかは、いろんな曲から独自でフォルダでまとめてたりしてるので向かない。そもそも数千曲入れるのならアーティストだけでも数百あるし、作者も曲名も不明な曲とかたくさんあるからフォルダツリー管理しか出来ない。あと音楽ファイルにはartistタグ以外にもcomposerとかvocalistとかarrangerのタグを入れているので、foobar2000級じゃないと扱いきれない。東方二次とかなら、歌手と作曲者と所属サークルと原曲と、全部重要情報。面倒でなければ入れておくべき。一般の音楽でも作曲と歌手くらいは分けて管理すべき。クラシックとかジャズとか物によっては演奏者も重要。やはり全ての情報を携帯音楽プレーヤーで管理するのは無理だし不必要なので、多階層のフォルダ管理が一番すっきりする。
以前は大容量HDD+Vorbis,FLAC対応で手元リモコンつきで、USBで外付けHDDにもなる奴とかあったのに、どうしてこうなった?もう買い替え先が無いということか。あと数年は今ので頑張るしかないようだ。