最近は東方から離れて魔王物語物語をやっております。
実は9月中ごろからずっとやっていました。知り合いに話したところ、「またマゾゲーか」と言われた。 EDF縛りプレイやら東方ルナやら、難しいゲームばかりをやっている人間に見られている模様。まあ否定はしない。バランスの取れた高難易度が楽しいんだからしょうがない。
で、まももですが、実はもう裏ボスまで倒しました。はい。地底楽しかったです。ただ、ここまで来るのには相当な困難があったことは言うまでもない。
一週目は攻略サイトとか全く見ずにやっていたが、色々と楽しかった。気力回復で生き返ることを知らなかったり。砂漠のサソリラッシュで詰みかけたり。ラスダンで本格的に詰んで、ついに攻略サイトをちら見してクビキリ足払い戦法を知って唖然としたり。その時流行り病なる場所を知って、やっぱりあそこ扉あったのかーと戻って納得してみたり。ようやく3人目が入ったと思ったら■で意味不明になってみたり。ヒマリさんの漢らしさに感激したり。
テンプレ通りですね、はい。やはり俺は一般人に違いない。
しかし、このゲーム、やりこみがすさまじい。ほぼノーエンカウントでラストとか、一人で地底逆走とか、低レベル裏ボス撃破とか、信じられない。
ところで魔王物語物語は、ネフェシェルやイストワールの影響を受けていると作者が言っているようだが、まさにその通りで、というかもろにそのまんますぎである。ネフェのように本で話を理解したり。イストのように各地から本部へのショートカット通路ができたり。最終戦で特定の武器が変化したり。戦闘回避ゲーだったり、装備ゲーだったり。でも状態異常ゲーでないところは多少異なる(最後は即死+スタン狙いではあるが)。あとはいろいろな物語という主題がイストのベストエンドっぽい。
RPGとしてはひさびさに緊張感のある探索を楽しめた。地底の緊張感は、万魔殿最深部あたりの壮大な高揚感と繋がるものがある。イストワール初回プレイの時、自力で万魔殿最深部を走破したときの感動は忘れられない。メンバーが司書+騎士だったのも関係しているか。
他に演出面でも、ステージと音楽の使い方とかでかなり似た傾向がある(塔というかアマカケルだよねアレ)とか、類似点を挙げればきりが無いのだが、それでもこの作品がオリジナルとして高い評価を受けているのは、やはり戦闘システムとやりこみのすさまじさがあってこそである。あとはシナリオで本編その後が気になるのもポイントか。大陸編なんて構想もあるらしいが、この手のアフターは出ないでもいいような気がする。
個人的な好みでいえばイストワールの方が好きであるが、魔王物語物語は前評判通り素晴らしい作品であったと思う。
なんにせよ、もう裏ボスも倒して、地底も2回も逆走して種持って帰ったし、強敵は全員倒してるし宝箱もコンプしたし、単語テキストも全部出したしで、縛りプレイ以外はもうやることもないのである。さすがにまた最初から酷い縛りやらやりこみやらをやる気に離れないので、そろそろ終了ですかね。
ようやく、また一つ、詰みゲーが消化できた。こんなことしてるから全然消化が進まないのだが。