foobar2000をバージョンアップ

今までfoobar2000のv0.83を使ってきたが、ようやくv.0.9系最新にバージョンアップした。

・・・これはいい。色々とパワーアップしている。
まず、なんと言ってもCUE関連の機能が大幅に上がっている。
今まで使っていた前バージョンだと、埋め込みCUEシートの扱いとかが全体的に壊滅的で、タグ更新しても反映されないとか、埋め込んだCUEテキストファイルが行方不明になったりしたこともあったのだが、今バージョンはそんなことが一切無い。
本体が埋め込みCUEに正式対応していて、それを前提に色々作られているせいか、動作も安定。”普通に”使える。

そしてなにより、埋め込みCUEで作ったファイルをConverterでWAVにデコードする際に、「マルチトラックとして書き出す」設定にすると、WAVとCUEが同士に出力される親切設計。この仕様は神だ。
WAVじゃなくてFLACとかでマルチトラックに書き出すと、今度はFLACとCUEではなく、CUEが埋め込み済みのFLACが作成される素敵仕様。
ビット落ちしてないかとか色々とテストしたが、一切問題はなかった。
こんな事できたらいいな、とか、このオプションはもしかしてこんな凄いことができるのか?と思って試す→その通り凄いことができた、という流れで感動。

前バージョンでは既に最新のMKA形式が再生できない状態だったが、今バージョンのプラグインだと正常に再生できたのも嬉しい。まあすべてMKAにするのはかなり抵抗があるのだが、Converterとかで簡単にWAV+CUEに戻せるのならば、MKAを使うのも良いかもしれない。

他にも外観とかプラグインとか大体揃えて、前とほとんど同じ使い心地になった。細かい調整は、使っていて気がついたときにやればいいだろう。

ただ、相変わらずMIDI関連は貧弱。これは仕方ないか。
VST3.2を何故か持ってるので、foo_midiのVSTプラグインが使えるので試してみたが、対応音源はGM2までのようで、GS音源は出せないようだ。残念。
まあMIDIは全部VSCでWAVに変換してしまうので実質問題はない。でもfoobarでMIDIを再生するのはちょっとしたあこがれでもあったりする。GM2まで再生できただけでも良しとしましょうか。

やっぱりソフトのバージョンアップはいいなあ。